安満人倶楽部とは

 2014(平成26)年に高槻市が、安満遺跡公園のコンセプト「市民とともに育てつづける公園」を掲げ、市民自らが、公園をステージに歴史や自然など興味のある活動を行い、市民が育て・成長させていく公園づくりに関わることを目的として、安満遺跡公園(当時は公園計画地)で活動する「市民活動プロジェクト」をスタートさせた。プロジェクトに参加した市民は、公園に関する基礎知識やまちづくり、文化財などを学び、6つのグループ、歴史・自然・健康・防災・遊び・広報に分かれ、公園で実施したい企画の立案を行い、そのための試行活動を行ってきた。各グループで活発な活動が行われる一方で、市民が主体となってプロジェクト全体を運営していく必要性を感じ、プロジェクトの組織化を目指すこととなった。

 そこで各グループのリーダーによるリーダー会を発足し、公園の特長を生かした運営方法やメンバーが活動しやすい体制をまとめ、「市民とともに育てつづける」取組に関する協定書を高槻市と締結し、一次開園が2年後に迫った2017(平成29)年4月に市民組織「安満人倶楽部」を発足させた。安満人倶楽部は、「市民とともに育てつづける公園」のコンセプトのもと、市民が気軽に参加でき楽しめるイベントを実施し、市民による魅力的な公園づくりを目指している。

 2022(令和4)年4月現在、老若男女問わず約100名のメンバーが所属し、活動グループも当初から進化し、歴史・自然・プレーパーク(冒険遊び)・防災・ペット・古代米・マルシェ・竪穴住居づくりの8グループで構成されている。安満人倶楽部は、性別・年齢・職業も様々なメンバーで構成されており、各々が特化した知識や技能を有しているため、自分にはできないことでも、メンバーの誰かならできると、相互に補いあうことで、やりたいことは、たいてい何でも実践できてしまう組織。 さらに、より良い公園づくりや組織運営を目指し、役員や事務局、各グループのリーダーで構成される幹事会を隔月で実施し、活動や運営についてメンバー間で意見交換や熱い議論が常に交わされ、日々変化し進化している活発な組織である。  

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